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2018.03.31 艇と艇とで衝突しないための対策

艇と艇とで衝突しないための対策

春合宿で艇と艇とで衝突したときの件ですが、現役みんなで今後衝突しないための対策を検討しました。

○状況:

クローズで、自艇:ポート、相手艇:スタボー

○衝突の原因:

クルーが認識している艇とスキッパーが認識している艇が異なり、ミートしたとき近づき過ぎていて、衝突を避けるためタックをしたが相手艇を避けきれなかった。

○対策

クルーは、相手艇の位置(距離、方角、向き)を的確にスキッパーへ伝える。
相手艇と近づきすぎた場合は、クルーがタック、ベアなど艇を動かす指示をする。

先輩後輩の立場からクルーが後輩、スキッパーが先輩のとき、スキッパーに指示をするときに質問する形になりがちだが、次するべき行動を的確に伝えるようにする。

(新井)

対策について補足。

・クルーはスキッパーにセール番号やエントリー番号(リコール番号)、大学名を言う

クルーがスキッパーに状況を伝える場合は、セール番号やエントリー番号、大学名を言って、クルーとスキッパーが認識している艇に相違がないようにします。

・クルーがセールの影で風下側の状況が確認できない場合は、スキッパーに見てもらう

クルーがセールの影で風下側の状況が確認できない場合は、スキッパーに「下側が見えないので見てもらえますか?」というようにスキッパーに見てもらう。

・ベアで交わすときは相手艇との距離が必要

自艇がポートで相手艇がスタボーでミートするとき、ベアのときはバウが相手艇に向きますので、相手艇にバウから突き刺さる危険があり、かなりの注意が必要です。
ベアで交わす場合は、かなり前からスキッパーが認識してないと交わすのが難しいです。
また、スタボー艇が何艇いるかもスキッパーが認識していなければならないので、その点はクルーとスキッパーが認識を合わせておく必要があります。
スタボーの1艇は交わしたけど、まだスタボーの艇がいた場合はその艇も交わすし、その奥にもスタボーの艇がいたらその艇も交わさなければならない。

※クルーとスキッパーはコミュニケーションを取ってください

(OB 町田)

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