2019年 関東学生ヨット春季選手権大会 予選
日程:
2019年5月4日 1日目
2019年5月5日 2日目
場所:
葉山沖
ホームポート:葉山港
参加大学: 19大学
参加艇数: 52艇
4699艇
(セール番号 4699 1日目、4120 2日目
エントリー番号 133)
4年 藤田、星野
3年 福永
<2019年5月4日 1日目>
●第1レース
藤田 スキッパー
星野 クルー
参加艇数 52艇
着順 RET
順位 RET
得点 53
1上マーク回ってリーチングしたらスピンポールが安定せずバサバサしてしまった。
そのままランニングに入るとスピンシートがブームに引っかかってしまい、ジャイブして引っかかっていた部分をとったら風が一気に入りバランスを崩してそのまま沈してしまった。
スピンがサイドステイ、絡まって外せず、リタイアしハーバーバックした。
その日はスピンポールのショックコードのゆるさも気になっていたので明日に備え整備。
※追記(OB 町田)
沈からの復帰に時間がかかったため支援艇(工学院レスキュー)の町田がリタイアを決断し、レース艇の藤田、星野にリタイア宣告して、運営のレスキュー艇にリタイアを連絡しました。
リタイアしないと運営のレスキュー艇が自艇についていなければならず、レース運営に支障を来すためです。
なお、当初リタイアは第1レースのみとしましたが、沈を解消したところスピンがサイドステイ、スプレッダーに絡まりついて、無理やりスピンを外すとスピンを破いてしまう可能性がかなりあり、海上では取り除けないと町田が判断し、また他にも整備が必要になった部分もあったため1日目の全レースのリタイアをさせ、ハーバーバックとしました。
陸上でスピンを取り除いた結果としては、スピンは小さな穴が1ヶ所のみでリペアシートで修理が可能な状態で大事には至らなった。
沈の状況ですが、スピンをあげた状態での半沈で、支援艇(工学院レスキュー)が到着するまでは、スピンがサイドステイにからまってそのこに海水が入った状態で沈おこしをしようとしており、これではいつまでたっても沈は起こせないと支援艇(工学院レスキュー)から判断。
クルーの星野は海水に長時間浸かり体力を消耗していたため、支援艇(工学院レスキュー)の福永と沈おこしを交代させました。
その後、支援艇(レスキュー)をマストに近づけ、レスキュー艇に乗っていた三原がスピンに溜まった海水を取り除くと同時に沈は解消されました。
経験にもよりますが、状況に応じた臨機応変な判断が必要です。
ちなみに、他のレース艇3909艇の状況は、4699艇につきっきりだったため、まったく見ることができませんでした。。。
●第2レース
藤田 スキッパー
星野 クルー
参加艇数 52艇
着順 RET
順位 RET
得点 53
<2019年5月5日 2日目>
●第3レース
藤田 スキッパー
福永 クルー
参加艇数 52艇
着順 DNF
順位 DNF
得点 53
本部船側、2列目からスタートしました。
1上ではブローの読みがあわなかったのでさらに順位をおとした。
決定的だったのは、1上を回るときにリーチングまでのセットの時間がおそくまたかぶされてしまい落とされてしまった。
その結果時間がオーバーしてフィニッシュできなかった。
●第4レース
藤田 スキッパー
福永 クルー
参加艇数 52艇
着順 47
順位 46
得点 46
スタートが1列目から他の艇と同じタイミングで出ることができたが、その後艇速遅く置いていかれた。
●第5レース
藤田 スキッパー
福永 クルー
参加艇数 52艇
着順 47
順位 47
得点 47
第5レースは、スタートが本船側からとても綺麗にきまった。
1上も上手くできた。
しかし上り角が他の艇より少なくて上れなかった。原因はクルーのジブの引き込みご甘かったと考えられる。
また最後のリーチングで青学と芝工に被せられて順位がおちた。
●第6レース
藤田 スキッパー
福永 クルー
参加艇数 52艇
着順 48
順位 48
得点 48
ランニングの際に下側に艇がいてジャイブができなかったり、下マークでも上がとれずその後のリーチングで被されゴール前にたくさん抜かされた。
●第7レース
藤田 スキッパー
福永 クルー
参加艇数 52艇
着順 RET
順位 RET
得点 53
リタイア
※翌日5月6日は祝日ではあるが授業があるため、5月5日のうちに江の島へ回航しておかなければならず、最終レースに参加すると回航の時間を取れないため、前日のミーティングで15:30以降のレースはリタイアするとOB町田さんを含め全員で認識合わせをしており、最終的にレスキュー艇のOB町田さんの判断によりリタイアとなりました。
【感想】
クローズの角度は負けてない気がしたが、艇速が他の艇に比べて出ていない気がした。
トラベラーが今まであまり使ってこなかったのでそこが使いこなせてないと思った。
またリーチングで被されることが多かったのでやはり上を取っていかなければいけないと思った。
ランニングのコースの引き方ももう一度練習したい。
藤田
クローズの角度は負けていたと思った。
理由としては、ジブの引き込みがあまく風によってジフリーダーの、調整ができてなかったからだ。
リーチングも上から被されることが多くスピンポール付け替えも遅くて順位もおとしてしまった。
しかし秋インのときより他大学とレースできるようになってきた。
福永
スタートで同じ大学の艇が固まって走行していた。インカレでよく目にする光景で、他大学はスタートを集団で切っているイメージだった。
そうすることで同じチームにスペースを譲りながら自分たちのスペースを確保しているように見えた。
私たちもやっと大会で2艇出場することが当たり前になってきた。
これから3艇出場することも夢ではなくなってきた。
そして大会に出場するだけでなく、レースで他艇の近くで一緒に走れるレベルになった。
その時に今まで気にしていなかったことを意識して、大学全体で順位を上げていけたらいいと思えた。
星野
【個人戦に向けて】
個人戦ではリーチング、ランニングで被されないようにコースを考えることとトラベラーをもっと使って艇速を出せるようにすることを意識したいと思います。
藤田
個人戦に向けてとりあえずスタートをきっちり決められるように周りの状況をスキッパーに細かくつたえられるようにこころがける。
福永